体の不調が起きるのは血流の悪さも原因の一つです。
血流の流れが悪い以前の問題として、現代人、特に女性で血液の量が少なくなっている方が多くなっています。
血液の量が少なくなる事を、東洋医学では血虚と言います。
血虚を改善するには栄養補給や腸内環境を整える、腸を休めてあげる事が大切になります。
ここからが今回の本題の血流の循環を良くするには何をしたらいいのか?についてです。
おそらく血流がどうしたら良くなるかは皆さんもある程度は想像がつくと思います。
運動やお風呂に温まるなどが考えられると思います。
その通りで、
血流促進の基本は【動かす・温める・水分補給・呼吸】がとても重要になります。
まず体を動かすで思いつくことがウォーキングや筋トレだと思います。
①ウォーキング・筋トレ
人の体で一番筋肉量がある部位が下半身です。
特に太ももになります。
そして第二の心臓と言われるふくらはぎに関しても血流を良くする上で重要な部位になります。
筋肉には「筋ポンプ作用」という働きがあり上半身から送られてきた血液を送り返す働きがあります。
この筋ポンプ作用を働かすのにウォーキングやスクワットのような筋トレでしっかり筋肉を使って血流を送ってあげる必要があります。
そして次に大切なことが温める事です。
温めると言えば「入浴」です。
②入浴
今シャワーだけでお風呂を済ます方が非常に多くなっています。
シャワーでも体を温める効果はありますが、湯船に浸かるのとでは体の温まり方が違います。
なぜ湯船に浸かったほうがいいのかというと・・・
湯船に浸かると体を温める他に水圧を利用したマッサージ効果もあります。
お湯の温かさとマッサージ効果で血流をしっかり末梢まで送ってくれます。
さすがに冬は湯船に浸かる方も多いかもしれませんが夏場も湯船に浸かることをオススメします。
そして次に大切なことが水分補給です。
③水分補給(食べ物含む)
体の約60%は水分です。
水分量が減ってしまうと循環が根本的に悪くなるので小まめな水分補給が必要です。
出来れば朝起きてからお昼までに1㍑ほど補給出来たらベストです。
体が1度に水分を吸収できる量が200ml前後なのでコップ一杯程度を朝起きてからお昼までに5回ほど飲みましょう。
そして最後は呼吸です。
④呼吸
スマホやパソコンの普及により姿勢が悪くなり呼吸が浅くなっている方が多くなっています。
呼吸が浅くなると筋肉が硬くなり自律神経も乱れやすくなります。
自律神経が乱れ交感神経が優位になると血管が収縮し血液循環が悪くなってしまいます。
呼吸は「ゆっくり深く」を意識し鼻から吸って口から吐くを意識しましょう!
いかがでしたか?
これまで全3回に分けて血流関係の事をザーッと書きました。
血流は体にとって本当に大切で、血流が悪くなるだけで体が不調に感じてしまいます。
なので日頃から少しでもいいので血流を意識して生活していきましょう!






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