膝の痛みで多いのが「変形性膝関節症」です。
病院でレントゲンを撮り変形性膝関節症と診断を受けた方は、膝のクッションの役割をしている軟骨がすり減って痛みが現れている、痛みがひどく歩く事に支障が大きい場合は手術が必要という説明を受けた方もいると思います。
変形性膝関節症の症状は
・膝を曲げ伸ばしする時の痛み
・歩く時の膝の痛み
・正座が出来ず膝裏が痛い
・体重がかかると膝の内側が痛い
等の症状が現れる疾患です。
特に膝の内側や膝裏に痛みを感じやすいのが特徴です。
変形性膝関節症の原因は主に加齢や肥満、O脚気味の方がなりやすい傾向です。
またよく歩く、運動をする方も膝のケアをしないと痛みが現れやすくなるので、膝の神経、筋肉を整えておく事が重要です。
このような症状や特徴があるのが変形性膝関節症ですが・・・もしかすると・・・
変形性膝関節症で軟骨がすり減ると膝関節のバランスが悪くなり負担がかかりやすくなります。
そして関節への負担を軽減してバランスを保とうと働いてくれるのが太ももやお尻の筋肉です。
ですが膝関節を支えるこれらの筋肉が疲労をおこしていたり、膝の神経に伝達異常があると膝関節の負担が増えます。
その結果、神経が滞り伝達が悪くなると筋肉の働きが弱くなり関節へ痛みを出します。
変形性膝関節症の原因は軟骨のすり減りと言われますが実は膝の軟骨には神経が走っていませんので痛みを出しません。
ですが膝周辺の筋肉に神経が走っていますので神経の滞りがあると筋肉が硬くなり、やがて筋感覚異常という関節の深部に痛みを感じる場合があります。
このような状態が現れると膝関節への痛みを感じます。
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